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みなさん、おはようございます。こだまんです。

ぼくが全層釣法を始めたころ、失敗したのがウキの選び方でした。

ウキの号数がたくさんあってどれを選んだらいいのかさっぱりわからない……。

初めて買ったのは忘れもしないキザクラのLet's(レッツ)の「000」でした。




当時は何も分かっていなくて、ゼロが3つもついているんで「しっかり浮くんだろうな~」くらいの軽い気持ちで買って、大失敗しました(泣)

初心者の方、これだけは覚えておいてください。

「0(ゼロ)」が多いと沈みます。


ウキだけ海水に入れるとこんな感じです↓
ウキ浮力


ぼくの全層釣法はクロ(グレ)釣りからスタートしましたが、今はチヌ釣りにハマっています。


関連記事釣り歴30年以上の「釣りキチ」がチヌ釣りの醍醐味について熱く語る!


全層釣法をはじめたばっかりの初心者の方なら、絶対に「0(ゼロ)」から使うことをおすすめします。

それはなぜかというと、次の3つの理由からです。



1.仕掛け投入後のマキエを打つポイントの目印になる。

マキエは基本的に仕掛けをサンドイッチするように打ちます。

マキエをポイントに投入してマキエをまいた場所に仕掛けを投げ込んで、またマキエをまく。これが基本動作(サンドイッチ)です。

このとき仕掛けの投入ポイントが遠かったり、磯などで自分が立っている位置が水面よりもちょっと高いくらいの位置だと、仕掛けを投入した位置がわからなくなり、マキエをどこにまいたらいいかわからなくなります。

ウキが浮いていれば、それが目印になるのでマキエをまきやすいです。



2.仕掛けが流れている位置がわかる。

仕掛け投入後は潮の流れに乗せながらラインを送り込んでいきます。

「0(ゼロ)」のウキだと仕掛け投入後も、どこまで流れているか目で確認できるので、流し過ぎて隣の人と「お祭り」してしまうこともありません。

仕掛け投入後、少し流してからマキエを追加で打つときもウキが見えているので、打つポイントがわかります。



3.ウキでもアタリが取れる。

全層超法を始めたころはアタリを取るのに苦労しました。

棒ウキだとウキが沈むのでアタリがすぐに分かりますが、全層はウキ止めのないスルスルの釣りですからね。

なので基本的にアタリはラインで取りますが、ウキが浮いていればウキでもアタリがわかります。

ウキ止めはないですけど、魚がつけエサをくわえて走ったときは、ウキに抵抗がかかって水中に入っていきます。

魚が少しつけエサに触っているときも、ウキにそれまでとは違う微妙な変化が出ることもありますので、しっかり見ていれば変化に気づきます。

それが本命のアタリのときもあれば、エサ取りのいたずらのときもありますけどね。

ちなみに、ぼくが使っているウキは、こういう丸いタイプのウキです↓












個人的にキザクラのウキは好きで、よく使っています(^^)

関連記事【感動】ウキの『キザクラ』の工場見学に行ってわかった7つのこと。



最後に。

ウキが浮いているといいことばかりのようですが、実はそうでもありません。

風があるとウキだけ流されたりしますし、風の向きと潮の流れが逆なんてこともあります。

そうなるとウキの位置と仕掛けの位置がずれてマキエのポイントからずれやすくなります。

まあでも、そういうことを言い出すときりがないので、初心者のうちは全層超法がどういうものか感覚をつかむためにも、ウキは「0(ゼロ)」を使って浮かせて釣ることをおすすめします。

慣れてきたら下記の記事も参考にしてください。


関連記事【全層釣法チヌの釣り方】風があるときの対策はこれだ!

【バランサーの使い方】全層釣法でのウキの浮力調整の仕方を紹介するよ。



追伸
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