
みなさん、おはようございます。こだまんです。
名前だけでも覚えて帰ってくださいね。
ガン玉(ジンタン)にはたくさんの種類(サイズ)があります。
ぼくがおすすめしている景山産業のラバーコート ガン玉は小さい方から7、6、5、4、3、2、1、B、2B、3B、4B、5B、6Bの13種類です。
関連記事:【全層釣法】ハリスにつけるガン玉(ジンタン)は景山産業のラバーコートがおすすめ。
7~1まではメーカーによって頭に「J」がついたり「G」がついたりするものもありますね。
これだけ多くのサイズがあったら選ぶのに迷いますが、ぼくが全層釣法でチヌを釣るときに7~2Bまで使ってみた結果、これだけ持っておけば大丈夫と思うサイズと使い分けについて説明します。
おすすめのサイズ
ぼくは7~2Bまで9種類のサイズをシマノの小物ケースに入れて使っています。

全層釣法でチヌを本格的に狙いはじめたころに買いそろえたものですが、この中で実際に使うのは6、5、4、3、2、1、Bです。
その中でもよく使うのといったら5、4、3、2、1ですかね。
これを釣り場の水深やエサ取りの状況、仕掛けの入り具合によって使い分けている感じですね。
水深10m以内の場所
水深10m以内の比較的全層釣法で釣りやすい場所では、5、4、3をメインで使います。
こだまんの基本仕掛け↓

ウキは0シブ、潮受けはG5でサルカンに埋め込んでセット、そして口ナマリにラバーコートガン玉の5(G5、J5相当)が、ぼくのスタンダードです。
まずは、この基本仕掛けからオキアミを刺し餌にしてスタートします。
そして第1投目で潮受けの入り具合を確認。
潮受けがゆっくりと沈んでいくようなら、そのまま続けて釣りをします。
仕掛けの抜けが悪いと感じたら、次はサルカンの1~2cm下に6(G6)を打ちます。
まだまだ抜けが悪いようなら6を5にチェンジします。
潮受け下と口ナマリ、どっちを重くするかですが、チヌ釣りの場合は基本的に最終的には底でアタリを待つことになるので、ぼくはそこまで気にしていません。
表層にエサ取りが多いときは刺し餌をエサ取り層から早く脱出させるために、口ナマリを3とかに重くしますが、エサ取りが湧いているときはそれくらいではまったく効果がありません。
なので、オキアミから練り餌に変えてエサ取りに取られないようにします。
関連記事:【練り餌の使い方】隣の人よりもワンサイズ上のチヌを釣りたいなら絶対に持っていくべきおすすめエサです。
チヌ釣りは湾内等の比較的流れが緩やかな場所ですることが多いですが、流れが速い場所でするときは
サルカン下、ハリスの中間、口ナマリの3段打ちにして仕掛けを早くなじませて撒き餌と同調させるようなイメージでやります。
なんかさらっとカッコいいことを言っていますが、ちゃんとできているかは海に潜って仕掛けを見たわけではありませんので、あくまでも妄想です。
流れがある場所ではこれも流れ次第なので、例えば5を3段打ちにしてスタートして仕掛けの入り方がよくないときは口ナマリ、ハリス中間を重くしていきます。
仕掛けが入っているかどうかは回収するときにリールのハンドル何回転で仕掛けが戻ってくるかでだいたいわかるので目安にしてください。
水深10mを超える深場
たまに水深15mくらいのところでやったりしますが、深いと全層釣法のような軽い仕掛けでは付け餌が底に届くまでに時間がかかります。
それでもぼくは全層釣法でやります。全層が好きだから~!
チヌは基本的に海底にいます。撒き餌も最終的には底に溜まるので、途中で食ってこないときは底まで入れないといけません。
ぼくの経験では中層でチヌが釣れたことはほとんどありません。
勝負は底ですね。
なので深場での基本仕掛けはこれからスタートです↓

口ナマリの方を重くするのは刺し餌を先行させるためです。
深場だと表層、中層、底で流れが変わったりして複雑な流れになることがあります。
上の方は流れるけど底は流れが緩かったり、上と下で流れる方向が逆だったり。
狙いは底なので、付け餌を強行突破させるためにも口ナマリを重くして攻めます。
あとは堤防での釣りだと底に着く前に隣の人のエリアまで仕掛けが流れていき仕掛けを回収しないといけなくなる場合には2とか1を使って重くしたりもします。
その場の状況に合わせて臨機応変に対応してください。
関連記事:【全層チヌ 深場攻略】水深10m以上の深い場所で釣るときは思いきってガン玉を重くしよう。
こんな経験も。
水深8mくらいの流れが緩やかな場所でのできごと。
表層には撒き餌をまくと木っ端グロがわんさか湧いていてオキアミだとすぐに取られて釣りにならない状況でした。
ガン玉も重くしてもオキアミだと木っ端グロに一瞬でやられます……。
そこで、付け餌を練り餌に変えてガン玉も「1」をサルカン下と口ナマリに付けました。
一気に底まで沈める作戦です。
その場所は底が砂地なので安心して沈めることができました。
ベタ底でアタリを待っているとラインがバシッと走って40アップのチヌをゲットできました。
底には撒き餌が溜まっていてチヌも寄っているけど、表層のエサ取りが邪魔で付け餌が通らないときに有効な方法ですね。
引き出しが増えた瞬間でした。
結局何を持っておけばいいの?
すいません。話が脱線しました。
結局ガン玉の号数は何を持っておけばいいかというと、種類が多いにこしたことはないんですが、そうはいってもお金もかかりますので全層初心者の人は最低「5」と「3」の2種類持っておけば何とかなります。
浅いところでは「5」をメインで使う、深いところは「3」をメインで使う、あとは状況によって足したり引いたりするればOKです。
重くしたいときは「3」を2つ連チャンで付けたりすればできないことはないので。
そして全層釣法の感覚をつかんで、なれてきたら少しずつ増やしていけばいいと思います。
初心者はまず全層釣法になれることが重要ですので。
関連記事:
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結局……。
魚釣りに正解はありません。自然相手の釣りなので海の状況は刻一刻と変化します。
昨日釣れた仕掛けで今日も釣れるとは限りませんし、先週爆釣した釣り場で今週も爆釣ということもありません。
何をやってもダメでへこんで帰ることもあります。
ただ、ひとつ言えることは釣れないのには「釣れない理由(わけ)」があるということです。
そんなときは、普段やらないようなこともやってみると釣れたりします。
釣れないときに同じことを繰り返さないということが重要です。
ガン玉を変える、付け餌を変える、ハリスを変える、ハリのサイズを変える、ウキの号数を変えるなどなど、思いつくことをどんどん試してみてください。
そして引き出しを増やすことが大事です。
いろいろ試して「えっ、こんなやり方でもいいんだ!?」と思えるものが1つでも2つでも増えればラッキーですね。
偉そうなことを言っていますが、ぼくもまだまだ修行中です。
ぜひ、試行錯誤をして釣りを楽しみましょう。釣れないときは釣れないときで学びがあります。
釣りにはゴールがないので一生楽しめます。
魚釣り最高!!
追伸
YouTubeチャンネルを開設しました。真剣に、時には笑いも交えながら釣りの楽しさを伝えていけたらと思っています。よろしければ高評価とチャンネル登録よろしくお願いしますm(__)m






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