jonas-jacobsson-545909-unsplash


みなさん、おはようございます。こだまんです。

名前だけでも覚えて帰ってくださいね。


自己投資といえば一番ハードルが低くサクッとできるのがビジネス書を読むことだと思います。自分が興味のある分野や、仕事に必要なものを買って読めばOK。

1つの分野で20冊も読めば、その分野に関しては相当な知識がつきます。

ぼくも今まで経営、営業、マーケティング、勉強法、お金、投資、自己啓発などなど、本業のエンジニアとは直接関係のない本を興味の向くままに300冊程読みました

この300冊という数字は決して多くありません。人によっては年間300冊くらい読む人もいますので。

でもぼくが300冊読んだのは10年間という長い期間です。だから年間10冊くらいですね。少ないです。それでも全く本なんて読んでいなかった自分からすると、すごい進歩だと思っています。

で、それだけ本を読むと読書のコツみたいなものがわかってくるので、本を読み始めた人やこれから読もうと思っている人が、ぼくと同じ過ちを犯さないようにまとめておきたいと思います。


関連記事【自己投資】ビジネス書&自己啓発本を300冊読んでわかった3つのこと。



買ったらその日にちょっとでもいいので読む。

rawpixel-191131-unsplash

読み始めるタイミングを逃してしまうと、どこかに放置されたままで読まないということにもなりかねませんので要注意。

だから、買ったその日に「目次」や「まえがき」だけでもいいので読み始めてください

本屋さんで買ったら帰りの電車の中で読むとか、車なら家に着いたらすぐに読み始める。アマゾンから届いたら、その瞬間封を開けて読む。

そんな感じで読書熱が熱いうちに読まないと、後から読もうと思っても「時すでに遅し」で、熱が冷めてしまっていて読む気力が薄れてしまいます。

なので、気持ちが高ぶっているときに勢いで読み始めるのをおすすめします。



最初から最後まで全部読む必要はない。

nicole-honeywill-730102-unsplash

ぼくも読み始めた当初は本って一言一句漏らさずに、最初から最後まで全部読むものだと思っていました。

だってお金を出して買ったものだから、全部読まないと損した気分になるじゃないですか。なんでしょう、例えばレストランで食事したときに料理を残す様な感じかな。もったいない的な。

だから隅々まで読んでいたんですけど、そんなことする必要は全然ありません。

特に読書習慣がなかった人が読むと、1冊読み終わる前に途中で挫折しちゃったりしますが、それも全部読もうとしているのが原因だと思います。

でも、本を読むのは、「その本から何かを吸収するため」だから飛ばし読みしても全然OKです。目次だけ読んで得るものがあれば、それで十分。

目次を読んでさらに気になるところを読むだけもいいし、太字で強調されている部分だけを読んだり、各章の終わりにまとめてあるエッセンスを読むだけでもいいんですよ。

全部読もうとするとそれなりに時間が掛かるし、ページ数を稼ぐために余計な説明が入ってたりするので、その本が伝えようとしているのは何なのか?ということを意識して読んで、それがわかったらもう読まなくていいです。次の本を読み始めましょう。

こんな感じだと本を読むハードルがガクンと下がって、なんだか読めそうな気がしてきませんか。



読んでる途中で面白くないと思ったら読まなくていい。

toa-heftiba-703461-unsplash

買う本全てがアタリならいいんですが、中にはハズレもあります。単純に内容が面白くなかったり、自分が思っていたのと違ったり、難しくて読んでいても頭に内容が入ってこなかったり……。

ぼくが読んだ本の中にもありました。それでも修行と思って全部読んだこともありましたが、まったくおすすめできません。

この本は何か違うなと感じた時点で、本を閉じてメルカリにでも売ってください。そして、その売り上げで次の読みたい本を買ったほうが絶対にいい!

我慢して読んだところで時間のムダでしかありません。ぼくは貴重な時間をムダにしてしまいましたが、あなたはムダにしないでくださいね。


関連記事【中古本販売】本を売るなら迷わず『メルカリ』を使ったほうがいい3つの理由



マーカーを引くのが面倒ならページの端を折って印をつける。

aaron-burden-238711-unsplash

几帳面の人なら、自分がいいと思った部分にマーカーを引いたり、書き込みをしたりして印をつけるのも全然アリだと思います。

今はそういう印本が高く売れるアプリしるし書店というのをキンコン西野さんが開発しているので、几帳面な人は挑戦してみてもいいかもです。

ぼくは面倒くさがり屋なので、電子書籍を読んでいるときはマーカーを引きますが、紙の本の場合はいいなと思った部分はページの端を折り曲げて後でパッと読み返せるようにしています。

が、最近はそれさえもやってないですね。そもそも、折り曲げたところであとから読み返すというのがほとんどないということに気づきました。

一回読んだ本をもう一回読むのってちょっと勇気がいります。どんなにいい本でも、2回目読むってなかなかないです。

そんなときにおすすめなのはアマゾンの「audible」という本の朗読サービス(オーディオブック)です。

耳からなら何回でも読めます(聴けます)。ぼくは最近、堀江さんの「多動力」をヘビロテしてますね。


関連記事【毎月1,500円の自己投資】Amazonのaudibleは隙間時間や通勤時間、運動中の耳学習におすすめ。


本当にこれはいい本だから手元に置いておきたいというもの以外は、読んだらさっさとメルカリで売っちゃいます。そうやって次の本の足しにしています。その方が、保管スペースもいらないのでコスパがいいんですよ。


関連記事エンジニアが実践する合法的に定価の半額以下で新品の本を購入する方法。



数冊同時並行して読み思考の幅を広げる。

annie-spratt-493168-unsplash

本を読み慣れてきたら、数冊同時に読むのもおすすめです。関連するものでもいいし、違う内容のものでもOKです。

関連するものだと、「あっ、この本にも同じことが書いてある!」という発見があるで、それが重要なことだとわかります。

違う内容のものでも、「あの本で言っていたことはこういうことだったのか」とピンと来て今まで断片的だったものが頭の中でつながる瞬間があります。

そうすることで思考の幅が広がります。今までつながっていなかった脳の回路がつながるような感じです。

同時に並行して読むコツは本をいろんなところに置いておくこと。リビングに1冊、トイレに1冊、会社に1冊、通勤バッグに1冊という具合に。

最近、防水型のキンドルが出たのでお風呂でも読めますね。




常に自分の周りに本がある状態にしておけば、いつでも読めます。

ぼくはアマゾンプライムを年間契約しているので、「プライムリーディング」という本が無料で読めるサービスも利用して紙の本と電子書籍で複数の本を同時に読んだりしています。


関連記事まだ送料で浪費してるの?アマゾンプライム入会、おすすめはアマゾンゴールドカード会員になること。



時間がない人は隙間時間で少しずつ読むのがおすすめ。

chris-benson-556355-unsplash

「さあ、今日は休日だし1日ゆっくり読書をするぞ!」と意気込んで本を読める人はいいですが、なかなかまとまった時間を取れない人も多いはず。

そんな人におすすめしたいのが隙間時間に少しずつ読み進めるという方法です。

平日であれば、朝、食事をしてから会社へ出発するまでの時間や、電車通勤なら移動中も読めますね。会社に着いてからは休み時間やお昼休みに食事をさっさと終わらせて読むこともできます。

そういう隙間時間をゲームやネットサーフィンしてムダに過ごすのではなく意識的に有効活用すれば、他の人と差がつくことは間違いなし

隙間時間って探せばけっこう出てくるもんです。ほんと5分、10分の細切れの時間ってバカにできなくて、積み重ねればすごい時間になるので、別に本を読むだけに充てる必要はないですけど、ちょっとメールを返信したりとかもできるので大事にしたい時間です。

『塵も積もれば山となる』です。



アウトプットを意識して読む。

GORIPAKU2069_TP_V4

これは最近になって痛切に思うことです。もっとアウトプットを意識して本を読んでおけばよかったと……。

本を読む習慣がない人は、まずは習慣化することを目標に読んでもいいと思いますが、それができるようになったら、ぜひアウトプットすることを強くおすすめします

じゃないと、ただ本を読んで終わりじゃ自己満足にしかならないんですよね。最初はそれでもいいと思いますよ。

でも読んだものを自分なりにまとめたり、ブログに書評としてアップしたり、誰かにわかり易く伝えたり、学んだことをアウトプットしないとすごくもったいない。

というか本を読んでる意味がない……。

ぼくも300冊読んでますが、アウトプットを意識的に行っていたかというとそうじゃありません。

もちろん、本から学んだことを実践したこともありますが、ただ読んだだけで終わったというのもけっこうあります。むしろ、読んだだけの方が多いかも……。

ここは反省点ですので、これからはアウトプットを意識して読みます。このブログのカテゴリーにも「エンジニアの本棚」というのを設けていますので、そっちにアップしていきます。

今まで読んだものもせっかくなのでアップできればいいですが、内容を忘れているものもあるので、さすがに全部は無理かな……。



まとめ

alfons-morales-410757-unsplash

読書はたったの1,000円ちょっとで著者の考えや失敗を学べるめちゃめちゃコスパのいい投資です。

だって本人に直接会って話を聴こうものならものすごいお金が掛かるし、まず無理じゃないですか。しかも、もうこの世にはいらっしゃらない方もいるんで。松下幸之助さんとか。

それが本から吸収できるって半端ないです。だから、本は絶対に読んだ方がいい。

お得です。

人生が豊かになります。

まずは最初の一歩を踏み出してみてください。