
みなさん、おはようございます。
生まれて初めて『NHKのど自慢』に応募して「はがき選考」に見事合格を果たしました、こだまんです。
子どもの頃、今は亡き祖母が日曜日によく『のど自慢』を見ていたのを覚えています。
まさかその『のど自慢』の予選会で自分が歌うことになるとは、まったく想像していませんでした。
応募したきっかけはホリエモンこと堀江貴文さんが1年に3回は「やったことがないことに挑戦するようにしている」という話を聞いたからです。
たまたま「熊本県八代市」で開催されるという情報を入手し、歌うのも嫌いじゃないので「ホリエモンに倣っていっちょやってみっか!」と挑戦する気持ちで応募しました。
『のど自慢』出場までの流れ
『のど自慢』は誰でもはがきを出せば出場できるというわけではありません。
往復はがきで応募→250組程度に選出→予選会→出場者決定→本戦 という流れです。
まず、「はがき審査」で選ばれないことには予選会にも出場できません。
はがきに書く内容は
- 郵便番号
- 住所
- 名前
- 年齢・性別
- 電話番号
- 職業
- 歌う曲目
- その曲の歌手名
- 選曲した理由
この中で最も重要なのが「選曲した理由」です。ここがブレてしまうと選ばれないと確信しました。
もし仮にいいかげんに書いて予選には出れたとしても本戦出場には選ばれないでしょう。
「なぜその歌を歌いたいのか?」という理由でNHKの方を納得させないといけません。
「そういうことなら是非あなたに歌ってほしい」と思わせないといけない。
そのためには何が重要でしょうか?
ストーリーで共感してもらう。
「あなたに是非とも歌ってほしい」と思ってもらうためには、もうこれしかありません。
ストーリーです。
熱い思いで相手の心を動かさないといけません。
ぼくが選曲したのは「WANIMA」の「THANX」という曲ですが、なぜこの曲を選んだかというと本当の理由は熊本県出身のWANIMAをもっと多くの人に知ってもらいたい、そして1枚でも多くWANIMAのCDが売れればいいなという宣伝目的です。(レコード会社の回し者ではないですよ)
でも、そんな本音を書いたところで受信料(ぼくはちゃんと払ってます)で成り立っているNHKが特定のバンドの宣伝に協力してくれるわけがありません。
そこで考えました。どういうストーリーなら共感してもらえるだろうか……。
そうだ!祖母だ!おばあちゃんだ!『のど自慢』が好きだったおばあちゃんだ~!!
子どもの頃、よく可愛がってくれて、ご飯を作ったり、マッサージしてくれたり、まだパソコンなんてもっている人が少なかった時代にぼくに投資してくれたおばあちゃんに「ありがとう」の気持ちを込めて歌いたい。
おばあちゃんに「感謝の気持ち」があるのはウソじゃないし、これを相手の胸に響く文章にして伝えれば、絶対に選んでくれると確信しました。
そして見事、初応募で選ばれました。
応募総数は919組だったそうです。倍率は約4倍。
やっぱストーリーって大事ですね。

2月9日が楽しみです。
天国のおばちゃんも楽しみにしてくれていることでしょう。
コメント