のど自慢予選

みなさん、おはようございます。

自慢するような「のど」は持ち合わせていませんが、『NHK職員の心を鷲掴みにする文章』で予選初出場を果たしたこだまんです。


関連記事『NHKのど自慢』のはがき選考に合格するために大切なたった1つのこと。


予選敗退という残念な結果に終わってしまいましたが、初めて『のど自慢』の予選に出ていろいろとわかったことがありますので、まとめておきます。



会場入りは早い方がいい。


IMG_8577

ぼくが出場したのは2019年2月9日。

熊本県八代市の「八代市総合体育館」で開催されました。

受付開始は11時。

到着したのは15分前の10時45分でしたが会場の駐車場は既に満車で、そこから徒歩5分くらいの臨時駐車場を案内されました。

みんな気合い入ってますね。

遠くから参戦する人もいるのでかなり余裕を持って来てるんでしょう。

観覧する人も来るので駐車場はすぐにいっぱいになります。

会場の駐車場へ停めたい人は1時間前くらいに行くことをおすすめします。



受付はどんな感じ?


中に入ると、出場者と観覧者で分けられます。

出場者はハガキの番号順に50組ごとに並んで受付を済ませます。

受付ではハガキを渡して「本人確認」「歌う曲名の確認」があり、スケジュール表を渡されます。

もらった袋の中には予選出場記念の徽章(きしょう)が入っていました。
IMG_8658




席順はどうなってるの?


受付が終わると会場へと移動します。

観覧席含め席は自由。ただし、出場者は前の方に座るように指示されました。

前列は出場者用に確保してあるようです。

ぼくは前から5列目くらいの真ん中に陣取りました。(ええ眺めやったな~)
OCLJ7180
LBHU6115
EKLF3684




開会と注意事項。


11時40分から出場者説明会が行われました。

司会は……名前は忘れてしまいましたがこの方でした↓
DIMV8373

スケジュールの説明、ステージに上がるまでの流れ、声がこもらないマイクの持ち方、スムーズに予選を進めていくための注意点などを「笑いを交えながら」説明されました。

服装についても、NHKは公共放送なので「特定の企業やブランドがわかるようなロゴが入った衣装は禁止」ですと念を押されていました。

「TOYOTA」とか「GUCCI」とかが書かれた衣装はNGってことですね。

ぼくはなんの特徴もない普段着で出ましたが、中にはドレスっぽい感じの人、着物でばっちり決めている人、手作りの衣装の人、仕事着の人、市や町をPRしたハッピを着ている人など様々でした。

歌に自信がない人は衣装でインパクトを与えて審査員の心をつかみ、本戦出場を目指すのもアリだと思います。

あと忘れちゃいけないのが自分が歌う曲が入った「CD・MD・カセットテープ」の準備

本戦出場が決まったら必要になるので結果発表までに持ってきておくこと

ぼくは最初から持っていってましたが、予選敗退しちゃったので使うことはありませんでした……。
IMG_8656



予選スタート。


「出場者説明会」が終わったらすぐに予選会へと移ります。

予選は全部で250組

本番にいけるのはその中のたった20組です。

倍率12.5倍!

20組ごとにステージに上がって次から次へのどんどん歌っていきます。
HCFF6387
マイクを前の組から受け取ったら自分の「番号」と「曲名」を言うとバックバンドの生演奏がスタートします。

JEUS6958
演奏が始まってから歌い終わるまで45秒~65秒くらいでした。

スマホのストップウォッチで10組ほど計測したので間違いありません。

どういう基準で長さを調整しているのかはわかりませんが、終了の合図は「ありがとうございました!」という女性の声(録音)だったので、関係者の誰かがタイミングを見計らってボタンを押しているんでしょうね。

曲によってはサビ前で終わったりすることもあり、歌っている本人もステージ脇でノリノリで観ている司会者からも、もどかしい感じがヒシヒシと伝わってきました。



歌う順番はどうやって決まってるの?


歌う順番はハガキの番号順なんですけど、これが曲名の「あいうえお順」で決まっています。

なので同じ曲が何曲も続くこともあります。

本番にゲスト出演される鳥羽一郎さんの『兄弟船』は5~6人いました。



本戦出場する気がなくて大勢の前で気持ちよく歌ってさっさと帰りたい人は「あ行」の曲を選べばすぐ帰れますね。



休憩タイムは2回。

休憩中にステージを再調整する「スタッフ~ッ!」の方々↓
MFLM2396

演奏者の人もずっとぶっ通しでやると疲れるので、途中で休憩が入ります。といっても10分間だけですが……。

今回は13時40分と15時8分に休憩が入りました。

この予選会、誰が一番大変かといったら間違いなく演奏者の方々です。

予選会は12時から16時半まで4時間半もあって、その間ほぼずっと演奏しっぱなしですからね。

地味にいい仕事しています。

250組分の曲を全部譜面を見ながら間違わずに引いてるんですよ。プロかもしれませんがすごい『技術』と『集中力』です。



写真撮影はOKだけど動画は禁止。


MAPS9016
さっきからちょこちょこ写真をアップしていますが、会場内は写真撮影OKです。

ただし、動画撮影禁止となっています。

予選中も何度かアナウンスがあっていましたし、「動画撮影禁止」の看板を持ったスタッフも立って注意喚起していました。



ついにぼくの出番が……あれっ!?


出番前、20組ごとに招集されステージに上がりスタンバイします。

少しでも緊張をほぐすため、ぼくは普段かけているメガネを外して出場しました。

観客がぼやけて見えていい感じに。

緊張しているとぼくの1つ前の人の出番になりました。

次の人は立ちあがって歌っている人の後ろで待機しておきます。

そしてついにそのときが!

前の人からマイクを受け取って「番号」と「曲名」を緊張の声で発しました。

ジャジャジャジャーン♪♪♪

「あれっ!?遅い!!」と思いながら曲がスタート。

原曲に比べるとかなりテンポが遅くて歌いにくい……。

予選本番まで毎日、通勤&帰宅中の車の中で爆音で最初の1分半くらいを大声で何度も練習していたぼくの体には、原曲のビートが刻み込まれていただけに、めちゃめちゃ歌いにくかったです。

しかも頭のサビあとのイントロが端折られていてちょっとパニクって歌い出しをミスってしまいました……。

こんなにも原曲と違うとは……。

ぼくが歌ったのは熊本出身の3ピースロックバンド『WANIMA』の『THANXという演歌やバラードに比べたら速い曲でしたが、演奏者の得意ジャンルから大きく外れてしまったのでしょうか。



テンポが速い曲は合わせるのが難しいですからね。(バンドのマネ事経験者は語る)

正直練習の成果が出せなくてガッカリです。残念無念……また来年?

勝手にアレンジすなよ~。

アレンジは

『ダメ。ゼッタイ。』

他の出場者の方の中には最初の入り方がわからずに何度か歌い直しする人もいたり、緊張で歌詞を間違えて歌い直す人もいました。

なかには手に歌詞を書いて見ながら歌っている人も……。(予選でカンニングてあなた。なんでもありやな。)



歌い終わったら?


歌い終えたらマイクを次の方へ渡してステージの下でちょっとしたインタビューがディレクターの方と本番で司会をされる小田切千さんからありました。
UJZM7488

ディレクターからの質問は「今まで本戦に出場したことはありますか?」だけ。

小田切さんからはハガキ選考のときに書いていたことに関しての質問がありました。

時間は20~30秒くらいです。

小田切さんの手元にはA3用紙にびっしりと書かれた予選出場者リストがあり、そこには応募ハガキに書いていた「選曲理由」が書いてありました。

そこにざっと目を通してから質問されたので、質問は応募ハガキの「選曲理由」の内容からと思って間違いないと思います。

審査に小田切さんとのやりとりが影響するのかはわかりませんが「熱い思い」を伝えて印象に残せたらポイントはアップするかもしれませんね。

ぼくは普通に受け答えしてしまったので、もっと出場したい熱い気持ちを必死に伝えればよかったかなと少し後悔しました。



自分の歌はビデオでチェック!


会場の外ではモニターに15~20分前の予選の様子が映し出されています。
IMG_8589
IMG_8607
なので自分がどんな感じで歌ったかがチェックできるんです。

撮影はプロが本番さながらにやってるだけあって、素人のぼくが歌っててもそれなりに絵になっていました。

カメラワークマジックにビックリですね。



遅刻しても大丈夫?


20組ずつ招集されてどんどんどんどん流れていきますが、来ていない人もちらほらいました。

そのときは司会者が「〇番さん、いらっしゃらないので飛ばします。」と言われるんですけど、予選終了間際にもう一度アナウンスされ、「まだ歌ってない人枠」で出場できます。

今回は誰もいませんでしたが、何かの理由で出番に遅れたとしても最後に歌うチャンスがあるので諦めずに会場へ向かってください。

「あきらめたら、そこで試合終了だよ。」by安西先生



予選終了後はカラオケ大会開催。


IMG_8643

予選が終わると司会を市の職員さんにバトンタッチして「カラオケ大会」がスタート。

ステージ上にカラオケセットが準備されて曲紹介を行い「この曲歌いたい方いますか?」と募集されます。

手を挙げれば歌いたい人は誰でも歌えます。もちろん観客もOK

誰もが一度は聞いたことのある有名な曲ばかりを選曲してあるので、応援に来た人も『のど自慢』のセットをバックに歌うチャンスがありますよ

ただ、1曲丸々ではなく1番だけというのが多かったです。

しかも人数が多い場合はマイクが4本しかないので1フレーズ歌って交代したり、2人で1本のマイクで歌ったり、あまりにも多いときは2列になって1番を歌って交代みたいな感じで臨機応変に対応していました。

予選出場者の中には何回もステージに上がって歌っている人がいて、そのアグレッシブさに脱帽しました。

歌が終わったら1~2名の人にステージ上でインタビュー。

内容は「今日は出場ですが観覧ですか?」とか「予選会での自分歌に点数をつけるとしたら何点ですか?」とかそんなベタな質問ばかりです。



結果発表はどんな感じ?


予選会が16時40分くらいに終わってカラオケ大会が17時40分ごろに終了。

それから結果発表が行われます。

結果発表の司会は本戦で司会を務められる小田切千さんが行われました。
IMG_8654
発表はNHK熊本放送局のお偉いさんから。

若い番号順に「番号」と「名前」を呼ばれるので、その場で手を挙げて意思表示をして荷物をすべて持ってステージに上がります。

このとき会場にいなかったり、グループで参加したけど全員集まっていなかったり、中学生は付き添いの保護者がいなかったりしたら失格となります。

『のど自慢』は生放送なので細かいルールを守れない人は出れないんですね。

時間にルーズな人なんてもってのほかです。

本戦出場者は結果発表のあと20時過ぎまでいろいろと打ち合わせがあるとのことでした。

そして本番当日は朝7時45分に集合し、終わるのは14時頃。

なかなかのハードスケジュールですね。

予選から含めるとけっこう長い時間を拘束されることになります。



本戦出場者の特徴は?


NHKだけあって老若男女、公平に選んであります。

ただ単に歌が上手いだけではなく、いくつか「枠」が設けられているように感じました。

「中学生枠」「ペア枠」「グループ枠」「歌ウマ枠」「お年寄り枠」「勢い枠」「歌はそこそこだけど伝えたい思い枠」「ゲスト曲枠」みたいな感じでしょうか。

もちろん一番いいのは「伝えたい思い&歌ウマ枠」です。

本戦に選ばれたいなら、どの枠で自分が戦うかはよ~く考えた方がいいと思います。

ぼくは『WANIMA』の『THANX』を歌ったので「勢い枠」を狙って派手なパフォーマンスをしながら歌えばよかったなと、後になって思いました。 



物販


IMG_8588
IMG_8591

会場の外には『のど自慢グッズ』が売られていました。

のど自慢Tシャツ、せんべい、メガネケース、タオル、キーホルダー、メモ帳、ペンなどなど。

お土産や出場記念に買っている人が多かったように思います。

ぼくは何も買っていません。

別に欲しいものはなかったし、お土産は心に刻まないと高くつくので。



まとめ


今回、初めてのど自慢の予選に出場してとても勉強になりました。

ぼくは歌うのは好きだし『のど自慢』の予選に出るってなんかおもろいなあくらいのノリで応募して見事ハガキ審査を通過しました。

でも、出るからには『本戦』でも歌いたいという思いが、予選が近づくにつれてだんだんと強くなってきていました。

本戦への切符は手にできませんでしたが、「自分が戦える『』を選んで、そこで勝つにはどうするかを考えて練習して、全力で挑めば勝率は高まる」ということがわかっただけでもいい収穫でした。

要は自分の特徴を把握して勝てそうな場所で無理せず戦うということです。

のど自慢以外にも応用できます。

こういうのは本を読んでわかった気になっていましたが、いざ自分がそのような立場になるとなかなかできないもんですね。

行動することが重要なんだと改めて思い知らされました。

予選に出場して普段は味わうことのできない緊張感を得られたこと。そして、子どもに挑戦する姿を見せられたのは、いい経験になりました。

これにこりずにまた出ようかな~。