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みなさん、おはようございます。こだまんです。

CDがほとんど売れない時代になりました。20年前だったら絶対にもっと売れてると思うものでさえ数十万枚止まりです。

ぼくは日本で一番『WANIMA』が好きなんですけど、その最新アルバム「Everybody!!(エビバデ)」でさえ40万枚(だったかな?)しか売れていないんです。

Everybody!! (ステッカー無し)
WANIMA
ワーナーミュージック・ジャパン
2018-01-17



20年前なら200万枚は絶対にいってるだろうなと思いながら、悔しい思いをしています。(コンチクショー!)

今大人気の『WANIMA』でさえ、テレビに露出の多いあの『WANIMA』でさえ、メロディーも歌詞も最高のあの『WANIMA』でさえそんな感じなので、駆け出しのバンドマンや、売れないミュージシャン、インディーズレーベルなんてどうやってCDを売ったらいいでしょうか?どうやって飯を食ったらいいんでしょうか?



ストーリー(物語)を売る。


CDが売れなくなった理由はいくつかあると思いますが、音楽配信サービスで気に入った曲だけ買ったり、サブスクリプションサービスでいろんな音楽をまとめて視聴できたり、YouTubeでタダで聴いたりできるようになったからでしょう。

もうよっぽどの理由がない限りCDは買われないということです。買っているのはめちゃめちゃコアなファンくらいでしょう。

ということはCDは「おまけ」として販売して、CDができるまで(曲ができるまで)をコンテンツとして売った方がよさそうです。

作詞はどうやってやっているのか?を見れたり読めたり、作曲はどんな感じでやっているのか?を見れたり読めたり、曲のタイトルのつけ方や、その曲に込めた意味など、普段は知ることのできない裏側が覗けたらよくないですか?あと、パッケージのデザインとかどうやって決めてるのとか?会議の様子とかをライブ配信したりして。パッケージの下絵とかも見れたらうれしいですね。

そんなCDが完成するまでのストーリーを有料(ファンクラブ)にして、情報を漏らさない人だけが見ることのできるコンテンツにしてしまえば絶対需要あると思うんですけどね。

ぼくなら『WANIMA』がそういうのをやってくれたら、絶対に課金しますよ。だって見たいもん。読みたいもん。

1つの作品が完成するまでの情報を共有できたら、共感からCDを買う人も増えるでしょう。仮にCDが売れなくてもファンクラブの収入で飯が食えるようになれば、売れないミュージシャンだからといってアルバイトをする必要はなくなるし、その浮いた時間を作曲活動や配信活動、記事作成に充てても生活はできます。

バンドマンといっしょにライブ後、飲める権利とか打ち上げに参加できる権利を人数限定で販売しても面白いですね。絶対買う人いるでしょ。

バンドマンだってミュージシャンだって好きな音楽で飯が食えたらそれで最高なんだったとしたら、音楽を続けるためにかったるいアルバイトなんかに行かなくてよくなるんだたら、そっちの方がいいじゃないですか。

CDの売り上げやライブで飯を食うんじゃなくて、毎月の収入が見込めるオンラインサロン的なやり方で、音楽活動をするのもありなんじゃないかと思ったので書いてみました。

その収入でレコーディングもできるかもしれないし、ライブも開催できるかもしれないし、CDだってレコード会社に頼らずに自分で出せるかもしれないじゃないですか。

まあ、誰でも思いつくことだとは思いますが.....。

とっさに思いついた粗削りの曲をファンクラブ内にアップしたりとか、曲のタイトルを決める権利を販売するとか、なんかいろいろとCD以外にマネタイズをできる方法がありそうですね。

将来的にはそんなミュージシャンも出てきてほしいです。

叩かれそうですが.....。

最後にぼくの好きな『WANIMA』の曲を貼っておきます。

WANIMAが地元熊本のことを思って作った曲『りんどう』です。

『りんどう』は熊本の県花です。