日時:2021年4月24日(土)

場所:小屋河内港の地磯(上天草市龍ヶ岳町)

210424_小屋河内港地磯
google mapより

水深:11m(竿3本くらい先)

水温:17.8℃

潮回り:中潮(満潮7:29 干潮13:39)

釣行時間 6:40~15:00(8.5時間)

狙い:乗っ込みチヌ(黒鯛/クロダイ)

仕掛け:全層釣法(全遊動)

こだまんの基本仕掛け↓

こだまんの基本仕掛け



※潮流や水深、風の強さによってウキを『00』や『000』に変えたり口ナマリを重くしたり、潮受けの下にガン玉を打ったりしています。ハリスの中間にガン玉を足すこともあります。

今回は道糸1.75号、ハリス1.75号2ヒロ、ウキはキザクラの黒魂King 00、口ナマリG4からスタート。








撒き餌:チヌパワームギスペシャル、底攻めズドン、MP(半袋)、オキアミ1角

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まとめ

みなさん、おはようございます。『黒鯛釣師』のこだまんです。

今回の釣行動画は、ぼくのYouTubeチャンネル、『KURODAI MAFIA/クロダイマフィア』にアップしましたので見ていただけるとうれしいです(^^)





さて。

今回は釣り仲間のツッチー(やまびこ釣りch)と乗っ込みチヌ狙いで行ってきました。

場所は初めて訪れる上天草総合病院の隣にある小屋河内港(コヤカワチコウ)という港に隣接する地磯です。樋島港、鬼池港、深海漁港、小屋河内港で迷い、最後はツッチーに決めてもらいました。

満潮の1時間前から釣行開始したため最初はテトラポットの上から竿出し。

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なかなか雰囲気の良さそうな場所でした。水深は竿1本先で5mくらいで、そこから一気に駆け上がりとなっていて竿3本先は11mあります。

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水深チェックアイテムはガーミンのストライカーキャストという竿に付けて投げれる魚群探知機です↓




チヌの匂いがプンプンするポイントに胸が高鳴りました。最初から駆け上がりを全力で攻めていると潮の流れは緩やかに右で風が右から吹いていてちょっと釣りにくい。

開始から30分程で本日の1匹目をゲット。

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安定のガラカブです。

そして1時間後。

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安定のガラカブです。

こんなに小っちゃいのにしっかりとエサを飲み込んでいる。食い意地の張ったガラカブですねw

流れは左に変わり、左流れが速くなったり、一瞬沖に出たりもしましたがなかなか安定しません。エサもあまり取られない状況が続きました。

苦戦していると潮が引き地磯が見えてきたので下に降りて気を取り直して釣り再開。

でも釣れるのは...

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安定のガラカブです。

ぼくは不安定のチヌの方がいいのにな...。

ぼくの左側で竿出ししていたツッチーは、最初に20cmくらいのアジを掛けた後はぼくと同じガラカブ祭り。地磯あるあるでしょうね。

地磯に降りるとテトラポットが風を遮るので暑くなってきました。どうせならチヌを釣って熱くなりたいもんです。しかし、なかなかそれらしいアタリはありません。

エサがかじられて上がってくることもありました。

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手前にはスズメダイや木っ端グロが湧いていたのでその仕業かな。

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底までツケエを届けて待つと手前まで流せば根掛かりか安定のガラカブです。

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そういえば根掛かりでウキ(黒魂King00)を失くしたんでした。一度は回収しましたが二度目は浮いてこず回収できませんでした...。どこかで見かけたらご一報ください(笑)


場を休ませるため、そして、気持ちを入れ替えるため、少し早めの昼食を取りました。えびすさんにもお参りしました。もちろん年無しをお願いしました(釣り人は欲深い)。

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気を取り直して午後の部開始。ツッチーは飯も食わずに粘っていましたがチヌは釣れていない様子。潮の流れはゆったり右流れに変わっていました。

さあ、今からが勝負だ。気合いを入れて釣行再開。鳥も応援してくれました。

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チヌでも発見したのかな?と思ったら...。

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飛び去っていきました(超どうでもいい話)。


マキエをセーブしつつ、時合が訪れるのを待ちました。

暫くすると右にはっきりと潮が流れるようになりました。

右になびく藻↓
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これはもしかしてチャンス到来か!?ようやくその時が来るのか!?

しかし、チヌらしきアタリも魚のアタリもありません。表層は右に流れていますが底は当て潮。そうです、これが二枚潮というやつですね。

ウキをキザクラGTRの000に変えてウキを沈めることにしました。

それでもアタリはありません。

ガン玉を調整して重くしたり軽くしたりしました。

それでもアタリはありません。

ハリスを1.2号に落としました。

それでもアタリはありません。

ツッチーはぼくが午後の部を開始して早々にマキエがなくなり、テンヤ釣り、エギングをして帰っていきました。

ぼくは一人地磯の上で粘り続けましたが、とうとう、チヌは釣れませんでした...。深い溜息と共に魂が抜けていきそうになりました。

疲れがどっときました...。

春なのに、乗っ込みなのに、こんなにも無反応なんて...。

上潮の右流れに乗せてウキ止めをつけて流してみればよかったのかなとこれを書いている今、試せなかった(現場で思いつかなかった)ことに後悔しています。もっと引き出しを増やさないとダメですね。精進あるのみです。

次回の釣行が少し不安ですが、それでもぼくはチヌ釣りに出かけます。

ロクマルのチヌを夢見て(キラリ)。

それでは良い釣りライフを!


釣果:なし(こんな日もあるさ...。)


エサ取り:
キンギョ、スズメダイ、フグ、木っ端グロ(釣れてはいないが水面をワチャワチャしていました)