日時:2021年11月13日(土)

場所:久玉の養殖筏前(天草市久玉町)

久玉の養殖筏前
google mapより



水深:以前の測定値9.5m(30m先の最深部)※手前に向けて駆け上がりになっている。手前は浅いが15mくらい先から急に落ち込んでいる。

水温:20.3℃

潮回り:小潮(干潮8:39 満潮15:49)

狙い:チヌ(黒鯛/クロダイ)

仕掛け:全層釣法(全遊動)

こだまんの基本仕掛け↓

こだまんの基本仕掛け



※潮流や水深、風の強さによってウキを『00』や『000』に変えたり口ナマリを重くしたり、潮受けの下にガン玉を打ったりしています。ハリスの中間にガン玉を足すこともあります。

今回は道糸2号、ハリス1.75号2ヒロ、ウキは釣研『剛黒』、ガン玉は口ナマリG5からスタートしました。


これの赤です↓









撒き餌:チヌパワームギスペシャル、麦黒鯛、MP、オキアミ1角、ヌカ



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釣行時間 11:20~17:20(6時間)


まとめ

みなさん、おはようございます。『黒鯛釣師』のこだまんです。

今回の釣行動画は、ぼくのYouTubeチャンネル、『KURODAI MAFIA/クロダイマフィア』にアップしましたので見ていただけるとうれしいです(^^)








さて。

三度の大矢野釣行を経て、とうとう来てしまいましたここ久玉の養殖筏前。そうです、秋チヌ爆釣スポットです。前日の夜、過去の釣行記録を見返したりグーグルマップとにらめっこしたり、小一時間程悩みに悩んでここに決定。満潮が15時49分だったので夕まずめ狙いで行ってきました。

いつもは夜中に出発しますが、この日は7時に出発。朝が遅いと楽でいいですね。時間に余裕を持って出たので、まずは地磯側の偵察へと向かいました。



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こちら側はまだ、魚群探知機を入れたことがなかったので地形と水深を調べるため、ガーミンのストライカーキャストをブン投げて調査開始。








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丁度、養殖の餌やりの時間だったらしく、魚もそれを知っているのか海の中がえらいことになっていました。



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物凄い魚の群れ。こんな状態を見たのは初めてでテンションが上がりました。何の魚かは分かりませんが、海の中がパラダイスであることは間違いありません。一瞬、こちら側で釣ることも頭をよぎりましたが、道具を運ぶのが大変だったのでいつもの場所で竿出しすることにしました。



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ちなみにこちら側でも魚探を投げてみましたが、魚は少し映っていた程度でさっきの場所とは雲泥の差がありました。


準備を済ませ11時20分に釣行開始。まだ潮が満ちておらず足元の石が見えていて魚の取り込みが大変そうです。1発目からデカいのが来たらどうするんだよと思っていたら、30分後、ラインが走りました。ところが、スイスイと上がってきます。

正体はコイツでした↓



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アタリは本命ぽかっただけにちょっと残念。潮の状態はというと、小潮だからかいつにも増して流れがありません。風も少しありました。

お昼のチャイムが鳴って昼ごはんでも食べようかと思っていたら少し手応えのある魚がヒット。しかし、首を振らない。バラさないように慎重にやりとりしていたら、海面が銀色にキラリと光りました。手前まで寄せてタモですくおうとしますが、足元の石についたカキに網が引っ掛かり大ピンチ。必死に外してタモ入れしたその正体は...。



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ヘダイかよ!!


昼食を足早に済ませ、釣行再開。夕まずめ勝負ですが早めにチヌを釣って気持ちを楽にしたいところ。ところが来るのは外道ばかり...。



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これは何でしょう?↓



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コーンを引っ手繰っていったクロ↓



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段々焦ってきました。サシエをローテーションしたり、ガン玉を微調整してみたりしますが、チヌのアタリがありません。養殖の餌やりの船もいないので魚の活性が上がらないのか、小潮で潮が流れていないのがいけないのか、連日の雨の影響があるのか...。意気揚々と遠征して来たのに、あのテンションはどこへやら...。


しばらくアタリが遠のき、やっと来たかと思えばまた木っ端グロ。



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やばい...。非常にやばい...。ここまで来たのに持ち帰りがヘダイのみ??それは何としてでも阻止せねば!

このままではチヌ坊主の可能性が出て来たので、思い切って仕掛けを重くしました。すると、すぐにアタリが。今までの引きとは違い、重量感があります。途中、駆け上がりあたりで魚が張り付いてしまいましたが、なんとかゲットできました。



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落としナマリG5、ハリスにG2とBを等間隔に追加。オキアミでヒット。



16時頃、ようやく型の良いチヌ(45.5cm)をゲットできました。



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さあ、ここから反撃開始!秋チヌを爆釣させるぞと闘争本能を燃やしました。ですが、連チャンにはなりません。夕まずめモードに突入したかと思いきや、またアタリが遠のきました。日も段々と暮れてきます。


アタリがないので誘いをかけてみると、穂先が曲がりました。



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ここへきてまさかのヘダイ...。


Oh my Hedai!


相場はチヌでしょ!そこは!竿がブチ曲がるようなチヌかマダイを期待してここまでやってきたというのに...。


気を取り直して手返しよくマキエとサシエを投げ続けました。チヌはどこにいるのか?暗くなっていく空に焦りを感じながら本命のアタリを待ちました。ベタ底狙いのBのガン玉は外し、ネリエを遠投して待っているとラインがスーッと走りました。手に重量感が伝わり首を振ったかと思ったらすぐに張り付かれてしまいました。今度はなかなか出てきません。向こうも必死です。横に移動したりして離れるのを待っていると、やっと出てきました。あぶねーばらすところだった。



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この後も何投かしましたが、このチヌを最後に追加はありませんでした。秋チヌ爆釣とはいきませんでしたが、40アップ2枚はゲット出来たのでまあ良しとしましょう。いつか地磯側だけでやってみたいですね。大物は確実に潜んでいます。以前、潮が引いてから試してみたとき道糸をブチ切られていますので。


それではよい釣りライフを!