日時:2021年12月30日(木)

場所:浅海漁港(天草市深海町)







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水深:堤防中間約10m、先端約15m


水温:14.6℃

潮回り:中潮(満潮5:50 干潮11:30)

狙い:チヌ(黒鯛/クロダイ)

仕掛け:全層釣法(全遊動)

こだまんの基本仕掛け↓

こだまんの基本仕掛け



※潮流や水深、風の強さによってウキを『00』や『000』に変えたり口ナマリを重くしたり、潮受けの下にガン玉を打ったりしています。ハリスの中間にガン玉を足すこともあります。

今回は道糸1.75号、ハリス1.5号2ヒロ、ウキは『剛黒』00号、ガン玉はナビ下G5、口ナマリG5からスタート。


これのオレンジです↓








撒き餌:ムギスペシャル、激重、チヌベスト白、オキアミ1角、ヌカ、釣りむぎ、中力粉

※今回は初の試みでマキエの粘りを強化するため中力粉(1kg)を半分程まぜてみましたが、かなり粘りがアップして大遠投してもばらけませんでした。これがあればもうMPを買う必要はありませんw 



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釣行時間 7:30~17:00(9.5時間)


まとめ

みなさん、おはようございます。『黒鯛釣師』のこだまんです。

今回の釣行動画は、ぼくのYouTubeチャンネル、『KURODAI MAFIA/クロダイマフィア』にアップしましたので見ていただけるとうれしいです(^^)









さて。


今回は釣り仲間のパーシー(独身貴族の下手の横好きチャンネル)と2021年の釣り納めで浅海漁港へと行ってまいりました。本当は御所浦に行きたかったのですが、前日の予報では北西の風が4~6mと、なかなかの強風だったのでグーグルマップで風裏を探し、中田港、上平港、浅海漁港の3港に絞りました。そして悩みに悩んだ挙句、最も水深のあった浅海漁港に決定。期待に胸を膨らませて就寝しました。

翌朝、パーシーの実家へと向かっていると、道路脇に立っているのぼり旗がバタバタと勢いよく風になびいています。上天草市内の電光掲示板には風速8mの表示。「は、は、は、は? ハチメートル」一瞬目を疑いましたw

現場に到着し、まずは堤防の下見へ。結構な風が吹いていましたが背中から風を受けるかたちでやれば問題ないと判断し、準備を開始しました。先端側はあまりスペースがなかったのでアジゴ釣りの邪魔にならないようにパーシーに譲り、僕は堤防の中間で竿出しすることに。



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竿2本先から釣行開始。湾内ということもあり流れはほぼありませんでしたが、1投目からアタリが。



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20cm弱のアジゴでした。朝からこれが湧いていたようで、まずはお土産用に追加でゲットしました。



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アジゴ釣り組の方が帰られ9時頃になるとアジもヒットしなくなりました。さすがアジゴ釣り師。引き際が絶妙です。しばらくアタリが遠のき、やっときたかと思えば小さいガラカブにがっかり...。



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潮が動かず底まで仕掛けを送るとエサ取りにオキアミ、ネリエは取られます。フグやキンギョの仕業でしょう。たまにシュッと道糸にアタリが出ていたのはアジゴだと思います。チヌはシュッではなくスーッですからw


風は本当に風裏かと思うくらい背中からビュービュー吹き、潮は流れずバッドコンディション極まりなし...。なんだか嫌な予感がするなあと思っていたら、先端に居たパーシーがタモで何やらこそこそしています。風で飛んだゴミでもすくっているのかと見ていると、落ちた袋を取った後もさらに何かを探している様子。「どうした?」と声を掛けて、返ってきた言葉に耳を疑いました。



「ロッドケースが落ちた」


えっ!?ロッドケース??柄杓ホルダーじゃなくて??ロ、ロ、ロ、ロッドケース!?


そうです。何と強風でパーシーのロッドケースが転がりドボンと海の中へ。そんなことがありますか!?立て掛けていたロッドケースではなく横に寝かせておいたロッドケースが風に押されて数回転し堤防へダイブ。ぶったまげました。

上からロッドケースを探しますが見当たりません。海の底へと沈んでしまったのでしょうか。パーシーが言うには堤防の切れ目に入っていって隠れているとのこと。しばらく待っているとロッドケースのお尻が見えてきました。そこで両脇からタモを入れて持ち上げる作戦を決行。なんとか救出成功しました。



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気を取り直して釣り再開。

しかし、チヌのアタリはありません。手前はエサ取りにやられるので遠投に切り替えました。中力粉をまぜたマキエが、ばらけず勢いよく飛んでいきます。


やっとアタリがきたかと思ったら...。



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20cmほどの木っ端グロでした(泣) なかなか本命には出会えません。これはもう夕まずめ勝負かな。そう思いながら早めの昼食を済ませ、先端側の海の状況をもう一度、魚探(ストライカーキャスト)で調べました。







すると...。



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水深7~10mのところに魚の群れが。恐らくアジゴでしょう。どんだけ湧いとんねんという話です。先端は風が強いので諦めて中間地点で続行しました。しかし、上げ潮に変わっても潮が全く動かない。オキアミ、ネリエは通らない。コーンとサナギは残ってくるという悲惨な状況が続きました。


そして、15時頃になるとまたアジゴがアタリ出しました。


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竿1本先にオキアミを付けて落とすだけでマキエを撒かなくてもアジゴが入れ食いしました。



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おっといけない。こんなことして遊んでいる場合じゃありませんでした。十分過ぎるほどのお土産を確保して夕まずめ勝負に打って出ます。



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セーブしていたマキエをドカ撒きしてポイントを作ります。仕掛けもガン玉を重めにしてベタ底に照準を合わせチヌのアタリを待ちました。道糸を張り気味にして待っているとグググっとアタリが。久しぶりのアタリに合わせたい気持ちを押し殺し、竿に乗るまで待ちました。ところが最後のひと引きがこず仕掛けを回収すると針がない...。


ここへきてまさかのフグの仕業かい!


怒りを通り越して悲しくなりました...。


雰囲気はいいのにチヌがあたってこない。

夕まずめになりアジの活性が上がりオキアミは通りません。

大遠投してもアジがきます。

釣り納めが、なかなか納まりません。

昼までの予定が夕まずめに突入し、気づけば17時の鐘がなりました。

これが終わりの鐘となり、泣く泣く納竿しました。


The End


2021年の釣り納めはチヌ坊主で終了となりました。

帰りの車の中は疲れ切って二人ともため息ばかり。「はぁ~、なんで...?」「はぁ~、なんで...?」と、風船が数千個膨れるほどのため息を吐きまくりました。

悔しい。悔しすぎる...。

2連敗です。

マジかよ...。

マジです。

2022年の初釣りが怖いです...。


皆様、釣り納めはいかがでしたでしょうか。僕は散々な結果に終わってしまいました。チヌ釣りって難しいですね。特に冬場になると。動画を編集する気力もありません(笑)

今年もぼくのブログ「こだまんの人生研究所」やYouTubeチャンネル「KURODAMAFIA」を見ていただきありがとうございました。

来年もロクマルのチヌを夢みて頑張ります。

それでは来年も良い釣りライフを!


最後に最近アップしたKURODAMAFIAのオープニングテーマソング「60 Dream」の動画と音声を貼っておきます。音声はダウンロードできますので煮るなり焼くなり好きにしてくださいw







「60 Dream」を聴く



釣果:クロ、アジゴ(クロは撮影後リリース)



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エサ取り:
フグ、木っ端グロ、キンギョ、アジゴ