日時:2022年4月9日(土)

場所:横浦漁港(天草市御所浦町横浦)








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水深:7~14m



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水深測定はこちらのアイテムで↓









水温:15.8℃

潮回り:小潮(干潮:7:59 満潮13:20)

狙い:チヌ(黒鯛/クロダイ)

仕掛け:全層釣法(全遊動)

こだまんの基本仕掛け↓

こだまんの基本仕掛け



※潮流や水深、風の強さによってウキを『00』や『000』に変えたり口ナマリを重くしたり、潮受けの下にガン玉を打ったりしています。ハリスの中間にガン玉を足すこともあります。

今回は道糸1.75号(最近は1.75でやってます)、ハリス1.75号2ヒロ、ウキは大知ウキの0号、潮受けJ5、口ナマリG5でスタート。



撒き餌:麦黒鯛、生さなぎ黒鯛、ムギスペシャル×2、オキアミ×2、プリっとコーン



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釣行時間 9:20~16:20


まとめ

みなさん、おはようございます。『黒鯛釣師』のこだまんです。

今回の釣行動画は、ぼくのYouTubeチャンネル、『KURODAI MAFIA/クロダイマフィア』にアップしましたので見ていただけるとうれしいです(^^)









さて。



冒頭からマキエの量で驚かせてすみませんw 安心してください。二人分です。混ぜるの疲れました(笑)

なんと今回は25年ぶり(いやもっとかもしれない)に父と釣りに行くことになりました。釣りの帰りにたまに実家に立ち寄っては、チヌをあげたり釣果を見せていた結果、チヌを釣りたくなったのでしょう。父ちゃんマフィアの闘争本能に火が付いたようですw いつもはボートでガラカブやキス釣りに行っているようですが、果たしてチヌを釣ることはできるのでしょうか。


向かった先は横浦島(離島)の横浦漁港。御所浦島(本島)とどちらにするか迷いましたが、釣行時間をなるべく長く取りたくて横浦にしました。1月にツッチーとの釣行でバラしたモンスターのリベンジも兼ねて。


到着して先端側へと向かい海の様子を観察すると、足元に50cm級の魚がいてビックリ。急いで写真を取りましたが写っていませんでした。影の部分の底の方に確かにいました。一応写真を載せておきますので後はご想像におまかせしますw↓



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僕は堤防の先端側へと陣取りました↓



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父は堤防の角で↓



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竿2本先から釣行スタート。流れは緩やか~に左流れでした。上からゆっくり仕掛けを入れて探っていると、数投目でラインが走りました。合わせを入れた次の瞬間、猛烈な引き!そのまま突っ込まれて何もできずにバラしてしまいました。ハリス切れかと思い仕掛けを回収すると針外れでした。チクショー、何だったんだろう??幸先悪いスタートとなりました...。


気を取り直して釣行再開。すぐにベラがヒットしました。



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ところが痛恨のバラシで魚が逃げたのか、しばらくアタリがなくなりました。そして釣行開始から1時間後、安定のガラカブをゲット。



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いつのまにか足元にはエサ取りの群れが。



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若干流れていた潮も動かなくなりました。う~ん、どうしよう。と、また何気に足元に目をやると何やらデカイ魚が居るではありませんか!!



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これはデカい!まさかロクマルのチヌでは!?

と思ってよ~く見ているとなんかちょっと違うような...。



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スズキでした(たぶん)↓


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さすが離島。魚影が濃いですね。こんなサイズのチヌが釣れてくれたらなと妄想しつつも、流れが止まっていたことを思い出し、手前を攻めても音沙汰無しだったので遠投に切り替えました。なんだかこのままではいけない気がして変化をつけるために。


すると数投目でアタリがありました。ラインがピンっと走ったかと思うと止まり、しばらく待ってもアタリが続かないのでラインを少し送り待ちました。そして若干張り気味に待つと、ラインが入ったので合わせを入れました。どうせガラカブか何かだろうと思っていたら、ガツンとした突っ込みと同時に手元に伝わる重量感。時折見せる突っ込みにいつもは使ってしまうレバーブレーキを封印し、必死に耐えました。何度かの突っ込みに堪え、ようやく姿を見せたチヌに大興奮!気づけば父がタモ入れしていました(笑)


これはきたか?まさか、とうとうきたのか!?


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検寸すると46cmでした。全然来てない...。


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潮受けJ5、口ナマリG5、オキアミでヒット


最近釣っていない45アップに目測スカウターが狂って年無しが来たかと思いました。体高もかなりありましたので。遠投に切り替えて大正解でした。あぶないあぶない。これでボウズは免れました。あとは年無しをゲットするのみです。


ところがあとが続かず、次に釣れたのは20cmくらいのアジでした。



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そうこうしているうちに穏やかだった風が突然吹き出し、外向きで釣りにくくなったため内側へと移動。



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しかし、こちらはプール状態で流れなし...。そんな気はしていましたが、全く流れていませんでした。

内側で来たのはこちらのベラ1匹のみ↓


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しばらくすると風が弱まってきたので、また外側へと移動。



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先端では父が竿を出していたので、角との中間あたりで釣行再開しました。風の影響を避けるためウキは00に交換済みです。心なしか流れも少し出だしていたので口ナマリをG3にチェンジ。オキアミをサシエに流していると、ラインが少し入ったような気が...。でも明確なアタリがありません。ラインを送るのを止めて様子を見るとコツコツしたガラカブっぽい引き。とりあえず竿に乗るまで待ってから合わせようと思い、アタリがでるのを待ちました。穂先が曲がってしっかり乗ったことを確認し合わせると、ガラカブではない引き。なんと、チヌでした。



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潮受けJ5、口ナマリG3、オキアミでヒット



今日のチヌは食い込みが悪いのか1発では持っていかず、かなり待ってやっと乗る感じでした。40cmとサイズダウンしてしまいましたが、なかなかの引きで楽しかったです。しかし、今日の狙いはあくまでも年無しサイズ。なんとかして追加したいところです。ところがまた流れがなくなりました。


そういえば、前回来たときはネリエでモンスターが来たなと思い、反応が悪いネリエと当たりエサのオキアミをローテーションしながらヤツを待ちました。そしてアタリが遠のくこと2時間、ネリエにやっと反応が!突然ラインが走ったので即合わせ。手首がもげそうになりながらも必死に竿を立てると、かなりの重量感と首を振ってるかのような引きが!

これはデカい!!やばい!!

そう思った次の瞬間、さらに突っ込まれプッツンと...。さすが百戦錬磨のモンスター、逃げ方を熟知しているようで、道糸から切れウキもなくなりました...。

最初はチヌっぽい引きだと思ったんですが、何だったんでしょう?イラとは違ったような??わかりません。また、やられました...。

アタリがあったのはこれが最後。今からが夕マズメ勝負というときにフェリーの時間があるためなくなく納竿。後ろ髪を引かれる思いで堤防を後にしました。

終始棒ウキでやっていた父はというと、最後までチヌには巡り合えず、ガラカブ祭りでした。ぼくも分からないなりにアドバイスをしましたが、経験がないため役立たずでした(笑) 全層釣法も先日試してみたそうですが、よくわからなかったと言っていたので棒ウキの全層を勧めました。どうなることやら...。


それにしてもなかなか年無しは釣れませんね。とほほ...。

そういえばYouTubeチャンネルの方に、同日(4/9)、柳港へ行った方からのコメントが来ていたのですが、17時30分頃に49.5cmのチヌを上げたそうです。柳港にしておけば良かったのかな(笑) 春チヌの条件が揃っているみたいですね。


それでは良い釣りライフを!