日時
:2022年6月4日(土)

場所:大道港(上天草市龍ヶ岳町)







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水深&水温:8.6~12.3m、20.9℃



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水深測定はこちらのアイテムで↓










潮回り:中潮(干潮5:40 満潮11:19)

狙い:チヌ(黒鯛/クロダイ)

仕掛け:全層釣法(全遊動)

こだまんの基本仕掛け↓




こだまんの基本仕掛け3




※潮流や水深、風の強さによってウキを『00』や『000』に変えたり口ナマリを重くしたり、潮受けの下にガン玉を打ったりしています。ハリスの中間にガン玉を足すこともあります。

今回はウキは剛黒の00号、落としナマリG5、口ナマリG5からスタート。



これのオレンジ↓











撒き餌:チヌパワームギスペシャル、プレミアムレッドチヌ、オキアミ1角、ヌカ×2、釣りむぎ



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釣行時間 5:15~11:15


まとめ


みなさん、おはようございます。『黒鯛釣師』のこだまんです。

今回の釣行動画は、ぼくのYouTubeチャンネル、『KURODAI MAFIA/クロダイマフィア』にアップしましたので見ていただけるとうれしいです(^^)









さて。


今回は釣り仲間のパーシー(独身貴族の下手の横好きチャンネル)と大道港へと行って参りました。4時頃到着し下見に行くと、3箇所ほど場所取りしてありましたが、狙っていた『くの字』の部分が空いていたのでそこに釣り座を構えました。

水深は竿3~4本先で12mと予想外に深かったのですが、プレミアムレッドチヌを混ぜていたので、マキエのまとまりが良くなんとかなりました。



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ところが、なんとかならないのが魚のアタリの方でして...。

刺し餌は取られるがアタリが出ない時間帯が長く続きました。表層にはスズメダイが湧いていたり、木っ端グロが湧いていたり、イワシ子がキラキラ見えたりしていて、恐らくコイツらの仕業でしょう。ボラがマキエにつられて表層をぐるぐると回遊してきたときはチャンスと思いましたが、表層の小魚は蹴散らしても中層から底にかけてまではそうしてくれませんでした。

潮は左に流れているのかなと思ったら、表層だけのようで底は当て潮だったりして釣りにくい。

1時間もすればチヌが寄ってヒットしてくるかなと安易に考えていたら、1時間経っても2時間経っても3時間経っても、チヌどころか魚1匹釣れないじゃあ~りませんか。だんだん不安になってきました。そして『ボウズ』の三文字が頭をよぎりました。

ありますよね、こんなとき。何をしてもダメなとき。周りの黒鯛釣師も誰一人として釣れている感じではないとき。



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こんなときは思い切って違うことをやってみるしかない。そう思ってフィッシングベストに忍ばせていた4Bのオモリをハリスの中間と口ナマリに追加して、遠投してすぐに張り気味に待つ作戦を実行しました。フォール中にマダイでも喰ってくれればいいなあと淡い期待を抱きながら。


そしたら、これが功を奏して、本日初のアタリが...。

ラインがスッと走ったので4時間分の不安や不満やもどかしさを断ち切るがごとく、豪快にアワセを入れました。


ニヤリ。


やっと来た。


でも型はそんなに...。



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落としナマリG3、ハリス中間4B、口ナマリG3+4B、オキアミでヒット


あがってきたのは34cmのチヌでした。4時間でやっと1枚ゲットして、とりあえずボウズを免れ安心しましたが、サイズに納得いかず次の魚を狙いました。



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ところが、潮の流れが止まりサシエも残るようになり、どうしようもなくなって、マキエも無くなって、早めの納竿となりました。

そういえば途中、視聴者さん3名にお会いしステッカーを進呈させていただきました。ひとりの方はその場でクーラーボックスに貼ってくださいました。



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チヌは釣れたものの、なんだか後味が悪い釣行となりました...。

帰りに牟田漁港と干切漁港を偵察してみるとどちらも釣り人が多く、牟田漁港はスカリを浮かべている人が少なくチヌが釣れている感じではありませんでしたが、干切漁港は好調のようで50cmくらいのチヌをストリンガーで泳がせている人もいました。


牟田漁港↓


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釣れているところでは釣れている。苦戦しているところでは苦戦している。同じ海でもこんなに違うものかと、場所選択の重要さを思い知らされました。最後に見たストリンガーチヌが帰りの車中でボディーブローのように効いてきて、パーシーと二人、何度も溜息をついたのでした...。


それでは良い釣りライフを!