日時
:2022年7月16日(土)

場所:久玉養殖生簀前(天草市久玉町)







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水深&水温:未計測



水深測定はこちらのアイテムで↓










潮回り:中潮(干潮3:39 満潮9:10)

狙い:チヌ(黒鯛/クロダイ)

仕掛け:全層釣法(全遊動)

こだまんの基本仕掛け↓




こだまんの基本仕掛け3




※潮流や水深、風の強さによってウキを『00』や『000』に変えたり口ナマリを重くしたり、潮受けの下にガン玉を打ったりしています。ハリスの中間にガン玉を足すこともあります。

今回はウキは剛黒の00号、ガン玉はハリス中間にG3からスタート。



これのオレンジ↓











撒き餌:チヌパワームギスペシャル、プレミアムレッドチヌ、オキアミ1角、釣りムギ、中力粉1/3



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釣行時間 6:15~12:40


まとめ


みなさん、おはようございます。『黒鯛釣師』のこだまんです。

今回の釣行動画は、ぼくのYouTubeチャンネル、『KURODAI MAFIA/クロダイマフィア』にアップしますので見ていただけるとうれしいです(^^)

それまで他の動画をご覧ください。








さて。

今回は釣り仲間のパーシー(独身貴族の下手の横好きチャンネル)と久しぶりに久玉へ遠征してまいりました。前日の豪雨で海の濁りが気になったため、干切漁港の夕まずめ釣行を提案しましたがスルーされ、半強制的に久玉へ行くこととなりました(笑) 着いてびっくり海は激濁り&風少々で厳しいコンディション、どうなるか不安しかありませんでしたが、とりあえず竿出しすることにしました。

しかし、上には上がいるもんですね。到着したらファミリーフィッシングの夜釣り組の車が停まっていてビックリしました。そのお父さんが地磯で60cmぐらいのヒラスズキを釣り上げてきたときは、さらにビックリしましたが。しかも「ヒラスズキいりませんか?」と。パーシーが申し訳なさそうに貰っていましたw



さてさて、釣りの方はといいますと...。



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いつもは透き通っているきれいな海が、今までに見たこともないほど濁っておりまして...。上潮が左に流れていて、底はゆっくりと当て潮のような感じでした。



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すぐにガラカブをゲットして



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ギャラリーのネコにプレゼント。


30m先の駆け上がり辺りで喰わせることを意識して遠投しますが、この濁りでなかなかチヌのアタリはありません。そして、1時間が経過したころ、恐れていたヤツが姿を現しました。



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The サバ子。



おいおいウソだろ...。ここまで来てサバ子祭りじゃないよね?



10分後...。




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この濁りでもエサを発見できるコイツが憎い...w


表層にはサバ子が湧いているかもしれないと思い、仕掛けを重くしてみると...。



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この濁りではさすがにチヌはこないのか?



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上潮は左に滑ったままで釣りにくい時間帯が続きました。そして8時ごろ、ようやくそれらしいアタリが来たかと思ったら...。



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チャリコでした。


9時頃まで粘りましたが、このままではボウズで終わってしまうことを確信し場所移動を決意。近くの牛深港を覗いてみたところ、内側は濁っていましたが、外側が噓のように青々とした奇麗な海だったので竿出ししてみることにしました。








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水深は足元で6~7m、竿三本先は15mとなかなかの水深です。



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竿2本先の水深10~12mあたりにポイントを設定し、底にマキエを溜めてチヌを寄せるイメージで挑みました。潮の流れはゆっくりとした右流れでいい感じでしたが、ここでも恐れていたことが...。



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サバ子です...。マキエにサバ子が寄ってきました。


オキアミを刺し餌にして流すと仕掛けが馴染んだあたりでラインが走ります。春よりもサイズアップしていて引きもまあまあです。しかし、こんなのを楽しんでいる場合じゃない。オキアミ、ネリエ、コーンをローテーションしながら、チヌが来ることを信じてポイント作りに励みました。

釣行開始から1時間ちょっと経ったときだったでしょうか。コーンを刺し餌に流していると、針上のハリスがクルリン現象で上がってきました。これはついにチヌが寄ったか??

試しにオキアミを付けると剥き身状態で上がってきました。またサバ子の仕業かな?そして次にコーンだったかオキアミだったか何を付けたか忘れてしまいましたがw、底まで流して待っていると、ラインが走りました。

どうせまたサバ子だろうと思い、合わせを入れると重量感がちがう。ん、根掛かりかな?でも引っ張ると上がってくる。え?何が釣れた?エイ??たまに引きはするが、チヌではないような??でも段々と上がってくるにつれて突っ込んで行く引きもみせます。


その正体はなんと...。






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口ナマリG3、刺し餌不明(コーンかオキアミ)でゲット


真っ黒なチヌでした。やっと釣れました。かなりの重量感と引きの少なさに最初はエイか何かが来たかと思いましたが、本命のチヌでビックリしました。なんか違うものが釣れたとしか思ってなくてやり取りしていたので、嬉しさが半減しましたw



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追加のチヌを狙いたいところですが、お祭りがそう簡単に終わるはずもなく...。



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全ダゴ釣法でもサバ子が釣れて、追加ならず終了しました。あの1匹が釣れてくれたのが奇跡かと思うくらい難しい釣りでした。お腹の中は貝がびっしりでムギやコーンは数える程度でした。この時期は貝系をよく食べているのでしょうか?


牛深まで行ってこの釣果で疲れました。豪雨の後は、濁りのなさそうなところを選んで行かないと痛い目をみるということがよく分かりました(笑)



それではよい釣りライフを!



釣果:チヌ1枚(41cm)、サバ子8匹(パーシーからのプレゼント含む)

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エサ取り:
サバ子