日時:2023年1月9日(月)

場所:岩谷港短波止(上天草市大矢野町)








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水深:約6~8m



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水深測定はこちらのアイテムで↓









水温:12.2℃

潮回り:中潮(満潮10:40 干潮16:40)

狙い:チヌ(黒鯛/クロダイ)

仕掛け:全層釣法(全遊動)

こだまんの基本仕掛け↓

こだまんの基本仕掛け



※潮流や水深、風の強さによってウキを『00』や『000』に変えたり口ナマリを重くしたり、潮受けの下にガン玉を打ったりしています。ハリスの中間にガン玉を足すこともあります。

今回は道糸1.75号(最近は1.75でやってます)、ハリス1.5号2ヒロ、ウキは剛黒の00号、口ナマリG5からスタート。


これのオレンジ↓








撒き餌:麦黒鯛、チヌ煙幕、オキアミ1角、ヌカ



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釣行時間 10:00~15:00


まとめ


みなさん、おはようございます。『黒鯛釣師』のこだまんです。

今回の釣行動画は、ぼくのYouTubeチャンネル、『KURODAI MAFIA/クロダイマフィア』にアップしましたので見ていただけるとうれしいです(^^)









さて。


2023年の釣り始めということで堅い場所を選びたい、こだまん氏。ブログの読者さんから戸馳島が今熱いとの情報と詳しい場所を教えてもらい、これは行かないわけにはいかないだろうと戸馳島へ向かいました。



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ところが。


教えてもらった場所は釣り人がいて、以前良さそうだなと思っていた石積み堤防も釣り人が!


ということで諦めて戸馳の堤防を視察。


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電線が近くて釣れそうな雰囲気でもなかったため、岩谷港短波止を目指すことにしました。到着して恐る恐る覗いてみると、釣り人は誰も居ない様子。ということで、岩谷港短波止で釣り始めを開催することにしました。


どうなることやら...。



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パーシーとの釣り納めでフィッシングウエアの胸ポケットに仕舞っておいた喰い渋りイエローを冷凍庫に戻し忘れ、恐る恐る開けてみると、カビが生えていました(笑)



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練り込めば何とかなる!!


白いカビをモミモミもみ消して釣行開始。


足元にはアジっぽい群れがたくさんいましたが、オキアミを落としても食う気配すらありません。一体あれは何だったのか。もしかしたら読者さんから情報をもらっていたマイワシだったのかもしれません。


足元の魚をお土産にしようという下心は諦めて釣り再開。当て潮ということもあり、遠投気味にマキエを投げて仕掛けを投入しました。アタリは出ませんが、オキアミがかじられたり取られたりするので、口ナマリや落としナマリを重くしていきましたが何の反応もありません。



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水深も8mぐらいなの寒チヌは厳しいのでしょうか。左流れ当て潮なのであまり道糸を送ることもなく、仕掛けはじわりじわりと手前へ寄ってきます。たまにカビもみ消しネリエを付けてみるも、そのまま残ってきました。


冬のチヌなんてこんなもんだろう...。釣り始めなんてこんなもんだろう...。戸馳島で釣りができなかった時点で私の釣運なんてこんなもんだろう...。


そう思っていたら、流れが右に変わりました。


まだまだ釣行開始から1時間。慌てることはない。しかし、反応のない海ほど怖いものはない。釣り始めはどうなるのかと思いながら、右流れに乗せて仕掛けを調整しながら流していました。


だいぶ右側にやってきたので、少し張り気味で聞いてみると...。


ラインが走りました。


もちろんすかさずアワセを入れましたが、流れの方向とは違うところでヒットしたようで、弛んだ道糸を巻きながら竿を立てると、何か魚は付いている。

手前まで寄せてくると、小さくコンコン首を振っているのかいないのか。




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2023年、1匹目の魚は、きれいなチヌでした!


しかし、型が...。


まあでもこれでボウズは逃れました。あとは型のいいチヌを釣るだけです。気持ちに余裕も出てきました。


そして10分後。仕掛けを回収していると若干の重みがありました。



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キスでした(笑)


満潮を過ぎて下げ潮に変わりました。右に流れていた潮が若干緩んだので、それに合わせてガン玉を軽くしましたが、音沙汰無し。12時のチャイムが鳴ったので、一旦、昼食にしました。


堤防の上でお湯を沸かし、カップラーメンを食べてコーヒーを飲み、午後の部開始。



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沖の方は流れが複雑で、その潮が50m先ぐらいでざわついていました。相変わらず、魚のアタリは無し。釣り始めだというのに試練を与えるチヌ神様。さっき釣れたチヌが奇跡のように思えてきました。


あまりにも釣れないので、ウキを浮力のあるものに変えてウキ止めを付けてやってみました。


慣れないことはするもんではありません。何も来ませんでした。アタリは出たこともあったんですけど、エサ取りでしょう。そんなもんです。いいんです。1枚釣れたから(笑)


なんだか書いていて虚しくなってきました。


今日は戸馳島で竿出しが出来なかった時点で私の勝敗は決定していたんでしょう。そういうことですよねチヌ神様?


奇跡のチヌが1枚釣れて何とかボウズは逃れたものの、冬の晴天の中、心が晴れない一日でした。次のリベンジ釣行が楽しみです...。


それでは良い釣りライフを!



釣果:チヌ(22~23cm)リリース、キスもリリース



エサ取り:
アジに似た得体のしれない魚(マイワシ?)