みなさん、おはようございます。

こだまんです。

ぼくは仕事柄、大企業と共同研究や共同開発をすることがありますが、大企業に勤めて研究開発をしている人達を見ていると、こんなんじゃ、このプロジェクト上手くいかないだろうな~と思うことが多々あります。その理由は大きく3つあります。



  • 部長を説得するためだけの形式的なムダな会議
  • 研究開発予算の申請という愚行
  • やたら高い目標設定



部長を説得するためだけの形式的なムダな会議
大企業の進捗報告会に同席したときのこと。事前の担当者との打ち合わせで、事業部長も同席するのでこの技術の未来は明るい的な内容で発表してほしいとか、今のところいい感じで進んでいるというような内容で発表してほしいとか言ってました。

これからも研究開発を継続していくためには、関係部署や部長を説得する必要があるのだとか。まだ、どうなるか分からない、目標が達成できるかも分からないような状況で、口裏を合わせて、この技術は目的を達成する可能性を秘めている的なストーリーで発表してほしいとか言ってる時点でおかしいでしょ。

恐らく、他にもムダな会議がたくさん行われていることでしょう。同席していた別の部長も、質問するだけ質問して「次があるので」とか言って部下に「あとはよろしく!」みたいな感じで途中で退席していっちゃったしw

そんなムダな会議をしているくらいなら手を動かして研究開発を進めるほうがよっぽどいい。こっちもわざわざ出向いているのに部長にいい顔するためだけの会議なんて交通費と時間のムダでしかない。




研究開発予算の申請という愚行
大企業には必ず「研究開発予算の申請」なるものがあります。研究開発にかかる予算をあらかじめ計算して「1年間でこれくらいの費用がかかるので予算をください」というやつです。中小企業で研究開発に携わっている身として一言、言わせていただきたい。

「この世にないものを開発するのにいくらかかるかなんて計算できません!」無理っすw 開発なんてものは、スタートしてみないと分からないことがたくさんあるんですよ。進めていく中で、いろんな壁にぶち当たり、それを乗り越えて、ときには方向転換しながら、どんどん変えていってやっと製品が完成します。

だから予算なんて組めません。組んだところで意味がない。だって変わるんだもの。そんなことに時間を使うくらいならさっさと開発をスタートさせた方がいい。時間のムダ。




やたら高い目標設定
そりゃ目標が高い方がかっこいいし、部長も説得しやすいのかもしれないけど、現状を無視したやたら高い目標を設定しても担当者がドン引きするレベルの目標だと、逆にやる気がなくなります。しかも製品化したときの単価も中小企業泣かせの激安大特価みたいな値段を平気で提示してくるあたり、なめとんのかw

研究開発費もまともに出さないくせに言いたいことばかりいうw Win-Winの関係になってない時点でこれ、このまま続けたとしてなんかうちにメリットがあるのかという感じ。



そんなこんなで大企業が研究開発しようとしてもいろんな弊害があってなかなか上手くいかないだろうな~と思いました。

もし、どれか一つでも当てはまるなら、改善してみてください。

部長の顔色をうかがわず、お客さんに良いものを提供することに集中して開発を進めたいですね。